11日目 4月20日 (日)
7:00 起床。 曇りのち雨。
ベッドにて、「所さんの目がテン」を見ながらコンビーフ、パンで朝食し、なごむ。
整理整頓、車内洗濯物干し。ブログ書き込み、整理
9:40 後ろに洗濯物ぶら下げ(干し)ながら、山口方面出発。
10:00 いざ出発したものの、前日の筋トレのせいか、もう空腹感。
海の方に漁港が見えたので向かってみる。
次の左カーブで、ガサと音が。
すかさず後ろを振り返る。又、荷物が。
洗濯物に場所を取られ、机に荷物を移してあるのだ。
だが、洗濯物に阻まれまだ落ちてない、ぎりぎりを保っている。
それを、ルームミラーで確認後、運よく次は、右カーブ。
試しにハンドルを、強く切ってみた。
綺麗に元に収まった。ちょっとした技を身に着ける。
漁港の直販場2階食堂「ぐっさん」にてサバ焼き魚定食800円食。
瀬戸が島に架かる吊り橋を渡りぐるっとう、9号線に戻る。
11:20 水戸の駅「ゆうひパーク三隅にて、ギャレー水交換、灰色の空には、CD「KRICTINA TORAINのダークブラック」に。
後ろの洗濯物が、揺れていた。
12:20 益田市着、少し立ち寄ると、走行中遠くの方から、御当地ソングらしき音楽が。
可の聞き覚えのある、三波春夫の歌声。
歩いている人に、尋ねると、駅前の方で、益田祭りを開催しているとの事。
駅裏の、益田ボウリング駐車場に止め、線路下地下道を潜り会場へ。
会場では、複数のヨサコイチームが所々で、掛け声高らかに、大音量で乱舞している。
から揚げの美味しい匂いに釣られて、1カップ300円で、それでも結構なボリュウムを買う。
食べている途中のどが渇き、向こうのスーパーでジュースとリンゴを購入前で飲食。
会場スピーカーからは、益田地方の神事、大蛇の神楽が、14:30からと放送が。
祭りの関係者から、益田の名所、名物を尋ねてみる。
名物はハマグリ、名所に島根県芸術文化センター「グラントワ」が、歩いて数分のところに有るとの事。
壁面が、屋根瓦で覆い尽くされているデザインで、目印は入り口の石の彫ざらしの大蛇。
探すように歩いてゆくと、館内外が、落ち着いた茶色い色で統一されており、外壁は、滑らかな瓦一枚一枚で覆い尽くされている。
中に入ると建物は、中央は一辺約50m近くの正方形の屋根のない広場になっており、ベンチなど一切物は置いてない。
ただ中央に、広場を囲む建物のガラス張りの壁と、パラレルに一辺約25mの正方形の、ごくごく浅い水溜りが有る。
茶色いタイルの地面と、水との境目は、水への囲いが無く、ごくなだらかな斜面が、水中へと続いている。
それでも水溜りは、正方形を保っている。
時折、そよ風に立つさざ波が、水面に色んな表情を浮かべていた。
それだけでも、この建物のデザイン製の高さ美しさを、醸し出していた。
神楽までの14時半まで、時間が有ったので、我が家にてブログ書き込み。
14;30 すでに神楽は、始まりかけており、笛や太鼓の音色。
ステージ前の路面には、大蛇らが蠢いている。
ステージには、今大蛇を打ち取らんとする、スサノオノミコト。
地元の観客に尋ねると、益田には13の大蛇神楽の会が有り、
益田祭りに限って、各会より4名(匹)の大蛇、一名のスサノオが出ていると。
したがって、今回、スサノオ13人、大蛇の数は52匹となる。
いさ、舞が始まると、大蛇の動きオドロオドロしく、絡みながら全体で大きな輪を作る。
それから、各々が蜷局を巻きだす。
演者は、一人一人大蛇の頭をかぶり、蛇腹に作ってある胴体を、リュックを背負う様に担ぐ。
だから、腰上あたりからの前後ろは人が見えるはずだが、ほとんど現さない。
大蛇胴体をくねらせ、巻きつけ、はたまた持ち上げながら、上手く演じるのだ。
口の開け閉めで、表情まで感じさせ、まるで生きているがごとく、迫り寄る。
時には、見ているこどもを絡み取り、大泣きさせるも、おかまえ無。
舞を演じつつ、よいよ、スサノオノミコトが、大蛇を退治する。
3人のミコトが、52匹の大蛇の首を、舞、打ち取る。
打ち取り方は、毎回決まっておらず、基本以外は、アドリブも入るらしい。
一匹を、何人かのミコトが、或いは、首を刎ねた大蛇を担いで回る。
時には、首の無い大蛇が、蜷局を巻いたままミコトを跳ね返すなど。
本来の神楽で、予定の無い舞が出現するたび、観客の拍手と、笑いを誘っていた。
基本大蛇は、首を刎ねられると脇からはける。
はけた大蛇の頭を、持たせてもらった。位階に軽い。
和紙を、重ね貼りして作るのだと。
最後の一匹は、ステージにて、ミコト全員で退治して、大蛇の神楽は終わりを迎えた。
初めて生で、舞を見る私には、圧巻の連続だった。
6:35 ブログを書留、出発。
又、サブバッテリーの電圧計が、11,9を表示している、少し心配。
下関まで、152Kmの道路標識が。
一人の外人が、コインランドリーから、ナップサック一つで出てきて、ヒッチハイクの手を挙げていた。
助手席が空いていれば、乗せてやったものの、あいにく荷物でいっぱいだ。
彼は、あれでどこまで行くのだろう。
福井を過ぎて、これと言った大きな街を通、らなかったような気がする。
これも、日本海側の寂しさゆえか、はたまた街など何処も同じで印象に残らないからなのか?
関門海峡を、超える時には違ってくるのだろうか。
途中道を間違え、益田市白上町抜け、国道191号線に戻る。
19:25 頃、県境通過。山口県に。
19:45 道の駅ゆとりパークたまがわを一旦通過したのだが、すぐそばにスーパが有ったので、
道の駅で調理、夕食にすることに。
20:00 スーパーで野菜炒めセット、豚小間、三角厚揚げ小二ヶ入り、ゆでうどん1玉を購入、鍋を試みる。
道の駅へ。
しかし、少々の眠気と、昼のから揚げが、ボリューミーだったせいかお腹がすかず食べず。
電圧計初めて11,8を示す。
22::30 そのまま泊。