22日目 5月 1日 (木)

6:40 起床。 トイレ。 曇り時々晴れ。

(まだ雲は多いが、所々日が差している)

朝一大便の為、起きる。(健康のバロメーター?)

トイレで又、ベルトのバックルが、外れる。

今度は、ペンチを使って確り直す。

しかし、どこまで持つことやら?

何時もの様に、寝具整理をしていた。

すると、隣に駐車していたトラッカーが、此方のナンバーを見て、「富山の人ですか?」と、聞いてきた。

私は、いつもの事とだと、軽い気持ちで、はいと。

すると驚くや、帰ってきた言葉が、「私もです」。

え、こんな南九州の見知らぬ土地で、しかも単なる公園の駐車場で・・・。

これこそ、言うなれば、世間は広いようで狭い。なもかも。

彼は、時々九州地方に来るんだそうです。

そして、お互い「富山の何処ですか」?から始まり、食事は節約しているなどの、共通した話まで。

又、軽い病気など、困り事は、警察より消防署が親切だ等。

一寸した、アドバイスも頂きました。さすが長距離のプロ。

その後、「今日の朝食は、近くの牛丼」と言って、出発した。

寝具整理も終え、昨夜スーパーで買った、パン、タコのから揚げで、朝食。

9:15 ブログ書きこして、こちらも出発。

実は、地元の暇そうな、おじいちゃんも「富山から」?と、聞いてきたが、寝具整理を急いでたので、

つれない返事をして、終わり。

川内市内(センダイシ)を、車で少し回る。

が、道行く人に、観光名所を訪ねても、有名なのは川内原発位で、他は無いとの事。

先へ行こう。9:45

国道3号線を、少し南下する。

10:50 串木野市。

5差路や交差点に、裃的なアーケード。

11:00 串木野港フェリーターミナルで、トイレ休憩。

日が差す。我が家少し暑い。

11:30 ほっかほっか亭で、「得のりタルタル弁当」380円で、昼食。

何台かの車が、一緒に右折する。

もしかして、鹿児島方面への、近道化も?

今は知っている国3号線は、鹿児島に直線的な道では無く、弧を描いて続いてる。

まあ、それでも良いじゃないか、ゆったり行こう。

3号線有難う。鹿児島まで、あとわずか。

12:15 日差しもだんだん強くなり、窓を閉めエアコンに。

車は、ゆったりと流れてゆく。

富山で見る、立山連峰の様な聳え立つ山々では、見や足らず。

モッコリと連なる山々に、もこもことした木々。

それと時折、竹がおいしげる。

13:05 鹿児島中心地に到着。

先ずは、滞在場所探し。

鹿児島の街の、第一印象、なんか明るくにぎやか。南国だ―。

13:50 フェリー乗り場の、ふ頭に停泊(駐車)

左前方に、どっかりと桜島。

頂上に薄らと、雲の帽子を。

聞くところによると、この付近には5か所位、行き先別にフェリーのふ頭が有るそうだ。

目の前には、全長40メートル位のフェリーが。

このふ頭からは、桜島へのフェリーが、出航しているとの事。

何艘かで、15分間隔で出航し、鹿児島市街地側と、桜島側を往復している。

その度、車や人が乗り込んでゆく。

どうやら船は、5階建てで、1,2階が吹抜けで車やバイク。

3、4階は客室。5階の両先端がソーダ室と、吹きとうしの展望場。

又一艘、お尻からブクブクと泡をたて、桜島目指し出て行った。

フェリーって後ろから見ると、真四角だ。

15:05 明日のトレーニングの為、スポーツセンターを、調べる。

鹿児島市鴨池の「鴨池スポーツドーム」に。

明日(5/2)の、初回講習14;00に予約を、入れる。

15:30 今まで、ボーとしながら、フェリーを。

今日が暑い日なのか、鹿児島だから熱いのか、凄くでは無いが、暑い。

なんだか、ダラ~と、だるめ。

春から夏への、交感、副交感神経が、追いつけてない感じがする。

16:05 今日から本番とばかりに、チャリを下ろし街へ。

と、客待ちしているタクシーから、降りてきた運転手さんに、観光案内所はどこですか?と、尋ねると。

「駅の方に、有るけど」

観光案内パンフレットが欲しいと言うと。

「目の前のフェりーターミナルの2階にも置いて有るかも」

そんな話から、ふと、運転手さんが、地面を指さして

「これ、ここに溜まっているもの、この黒いの桜島の灰」

言われるまで、気が付かなかったが、所々に黒い粒子の塊が。

「今は、まだ良いが、これから暖かくなるにつれ、風向きが変わってくると凄いことに」

桜島の事をよく知らない此方は、でもそんなにしょっちゅう噴火しないんでしょうと。

「いやいや何をおっしゃる、桜島の噴火は、大小合わせると、年間800回以上」

「ほら、あそこの黄色い袋、御土産にどうぞ」

みると、大きいレジ袋サイズの袋に、パンパンに。

「あれ、中身は灰」

時々、タクシー乗り場を、運転手仲間で、掃き集めるのだそうだ。

それと、西郷隆盛所縁の観光地などの話など。

冬は、鹿児島の山々も、多少雪で白くなるなどと。

しかし、富山の雪の量を、伝えると、笑顔で驚いていた。

その後、観光パンフを入手し街の方へ。

大きい街なので、今日から、隅の方から順番に。

うろうろしてたら、なかなかの汚シュランなお店。

看板には、定食と。

空腹だったので、中日入ると、じいさんばあさん。

きかしカウンターに、若い女子二人。

(特に、その二人と関わった訳では無い)単に汚い店との対比。

鮭焼き魚定食と、サラダで920円。

20:10 その後、ぶらぶらしながら、帰宅。

やはり目の前では、眩しい位に灯りを点けたフェリーが、しきりに行き来している。

24時間運航なのだ。

まるで、全照明をめい一杯点けたマンションが、横移動している様に見えた。

其のまま、テレビを見てから、泊。