7日目 4月16日 (水)

6:45 起床 整理整頓、掃除機。 薄曇り

鳥取では、朝晩の冷えが、グンと和らぐ

MARUIにて、コーラ(Zerofree)スポーツドリンク、サラダ、焼きサバ弁当購入。サラダだけ食。

9:15 出発。島根方面へ。ここまでの道のりので、時折、本来は有料道路(高速道路)なのだろうが、

無料区間の看板に、ついつい乗せられてしまう。いけない。基本は一般道走行と決めているのに。

次のインターで降りよう。10:05 道の駅「はわい」にて。

泊したスーパーで買った、弁当を食べる。美味しい。「はわい」からは、少し先に東郷池が見える。

しかし、あんなに大きいのに池とは,さぞかし心外だろう。湖に昇格してやりたい。

10:40 道の駅北条公園あたりでは、巨大風力発電機が海岸線にそって14基も並んでいた。

直線的な道が続く。

走行中、脇道より侵入して来たのは、産棄を、零れんばかりに積んだトラック。

いや、実際、ポロリポロリと零している。

道は、走行、対抗共に一車線づつ、中央には黄色い線。追い越し禁止。

トラックは、制限速度50Kmを30Kmで走行。

めい一杯端によって、追い越せアピール。

道路は空いていたので、追い越そうと思えば、簡単に出来る。

でも、追い越さない。トラックの運転手が困るのを楽しむ。

こちらは、法律厳守だが、意地が悪い。

トラック堪らず、ラーメン店駐車場逃へげ込む。

トラック、車を躱した後、道の戻る。

今度は、積載がんばれ!

が、話はそれで終わらない。

こちらカーナビを信じすぎて、失敗遠廻り。

本線へ戻る。

そう、ご想像どうり、再び遭遇。その後も御想像どうりの、時速30Km走行つづく。

罰が当たった。意図せぬトラックの、リベンジに合う。トホホのホ。

12:57 道路案内標識に「出雲」文字現れだす。

しかし、松江だんだん道路と言う標識が気になり、そちら方面に、ハンドルを切る。

暫らく走ると、島根半島。。向かうは突端、美保関灯台となる。

灯台に向かう、半島南側道路には、これといったお店は少なく、境水道の対岸に境港の街が有る。

途中には、半島と境港を繋ぐ、見上げる高さの境水道大橋。

FMラジオはNHKしか受信せず。

灯台に着いた時は、空腹で、耐えかね、急いで橋へ。

渡り終えるころ、車内後ろで、バサッと音が。荷物が崩れたのだ。

直さなければ。其の前ににスーパーで、本日2度目のお弁当を。

食べるのと、整えるのとで、どこか駐車出来る所と、ふ頭へ。

食後、積み荷を整え、ふと、周りを見渡すと標識に、「水木しげるロード」と。

え、(最近で言うところの、じぇじぇじぇ) 

み、み、水木し子げる。

あの、ゲゲゲの鬼太郎の作者で、供のころ親しみある大好きな漫画。

テレビでは度々紹介されていたものの、場所までは、忘れていた。

ここだったのか―。

今回の旅も、端から頭の中では消えていた。

けれど、機会が有れば、是非一度は訪れたいと思っていた。

だから、私にとって、ここにたどり着いたのは、荷物が崩れたことも含め、偶然の出会いなのだ

まさに、放浪の旅ならでわの不思議と、醍醐味。

私は、宗教家では無いが、神の御導きと言いたい。そして感謝。

早々にチャリでプラプラと。

境港駅から、東へ延びる約800mの道路と、その付近は、

商店、歩道はもとより、公園、駅、看板、街灯、等々、交番、役所に至るまで

とことんゲゲゲで一色なのだ。

ロードには、連なる大小の妖怪のブロンズ像

はたまたロードでは、何処からか鬼太郎の下駄の音までも。

帰り際、奇妙にも交差点の真ん中に、背丈6~70センチはあろう、大きな鳥が3、4羽。

これも、何やら、演出かと思い、近くのお店のご主人に尋ねると、「ああ、あれはサギの一種」

何かの演出ですか。いつも居るんですかと尋ねると。

「いつもいるんだよー」

「ほら、あそこの、××旅館」

見ると、鳥がいる交差点角。

「あそこがね、エサやりしてね、居ついちゃったんだよ」

「それでね、猫も寄ってくるし、鳥と合わせてねー」

「鳥は屋根に垂れ流すし、猫は道路のあちこちに」

「分る?あの白いの、ね、白いの」 

「困ってるんだよねー両方の糞と、××旅館には」

顔は親身に聞くものの、気持ちの上では、それこそ、ゲゲゲ、そっちの話?。

ご近所タガイの話かよー。

かれこれ、グチを聞かされること、約5分。

19時ごろからブログの書き込み、気が付くと23時近く。

夕食はR431沿いのローソンにて、日清のきつねうどん「どんベ兵街」。

R431は、美保湾沿で、湾方向にみかって途中のゲーセン「パロ」駐車場にて泊。